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戦国時代・上杉家の執政・直江兼続の偉業を紹介する専門サイトです。主に米沢での偉業を中心にご紹介します。

直江兼続が治水事業の際「洪水防止」「干ばつ防止」を祈願し建立したといわれる、龍師火帝の碑。

龍師火帝の碑(洪水防止と干ばつ防止を祈る)

龍師火帝の碑龍師火帝の碑
龍師火帝の碑裏の砂防ダム龍師火帝の碑・裏手
龍師火帝の碑を求めて進むと、滝のような音が聞こえます。その正体は、近年の河川工事で築かれた砂防ダムでした。
河辺からは涼しい風。鳥や虫の声と川の音のみの静かな世界がそこにはありました。
 龍師は水神、火帝は火神の意味です。
 直江兼続が洪水防止と干ばつ防止を願い建立したといわれています。直江石堤の上流、猿尾堰取水口のそばにあります。
 石碑の大きさはは幅:約2.9m、奥行き:約1.6m、高さ:約1.5m。風化のため、石碑にある文字はほとんど見えなくなっていますが、「龍師火帝」の字が線刻され、弥勒の種子の下に「傳燈叟髄(でんとうそうずい)記之」と陰刻されています。
 上流70mにあったこの石碑は、平成12年の河川工事の際に現在の地へ移転しています。

この「龍師火帝」の字句は、梁の武帝が作らせたといわれる『千字文』の句と言われています。